Works

グリーフを抱える人の当事者研究Season4-3の報告と次回のお知らせ

   

「グリーフを抱える人の当事者研究」Season4-4参加者募集中

2024年1月24日(水)10:00-11:30 ONLINE

 


 (前回までの当事者研究Season3の概要についてはこちらをご覧ください)

2023年11月15日に、グリーフを抱える人の当事者研究Season 4-3が開催されました。
今回の研究テーマは、
「なぜ死を語ることはかくも難しいのか」
なぜ、私(目黒)はこのタイトルを見る度に「ツァラトゥストラはかく語りき」が頭を流れるのか?
その理由はよくわかりませんが、「その人の頭の中だけにある回路」の存在は今回の研究の中でも注目され、言語化する試みがなされました。
死を語る際にも、その人その人の「死とは」「生とは」が無意識のうちに前提となります。
「死別について話せる人」は「準備性」がある人?

「準備性」をつくるのは、

「産まれてから生きていくことが当たり前ではない」という考えだったり、「天命」についての考えだたり、それを持たせるにいたった経験だったり、それだけではなかったり。
「死について話しやすい」はどんな状況?
いまはもう大丈夫なんだけれどね、とケアをしてもらわなくて大丈夫という前置きをしたり、
カードゲームのようにトピックを書いた「Cafeです(death)」の場だったり、クラフト作りをしながら語ったり、料理を作りながら語ったり。亡くなった方の写真などのよすががあったり、意味のあるもの(例えば、その人に関する想い出のあるひまわりの花)を配ったり。
「死をついて語る」のって、「ながら」の方が語りやすいみたい。
でも、「死」を「ながら」でなんて扱っちゃいけないんじゃないか、そんな思い込みが話しにくくさせる一つの理由かもね、
なんて、今日はみんなで話し合いました。
 
次Seasonに実際そのような場をつくってみるというのも、、そして検証してみるというのもいいのかもしれませんね。
・・・・・・・・・
次回は、「Allan Kellehear講演会の振り返り」
Allan Kellerhearってどちらさま?その講演会でていないから参加しても意味分らないかしら、
そんなご心配はご無用です。
Allan Kellehear(アラン ケレハー)さんは、死にゆくことに対する膨大な人数へのインタビューに基づいた研究や、死や死にゆく人や喪失やトラウマを抱えた人やそんな人達全てとともに積極的に関わり合えるまちづくりについて描いた「コンパッション都市(現代Compassionate Cities)」の著者でもあります。
今年の11月1日で10周年を迎えた医療法人稲生会の10周年記念講演会でご講演していただいた内容をもとに、
いまいちど、ここで研究者のみなさんと、死にゆく人のケアを自分ごととできるまちについて考えてみたいと思います。
2024年1月24日(水)10:00~11:30 オンライン開催です。
ご講演を聴かれた方も、そうでない方もご参加いただけます。ご参加希望の方はどうぞお気軽にお問い合わせください。

 

********************************************************************

 『グリーフを抱える人の当事者研究』目的

①「死別によるグリーフ」を体験をした人と集い、語り、聴き、共感し、照らし合わせ、違いを知り、振り返り、語り直す機会とすること。

②「グリーフを抱える人」と共に生きるためのヒントを提供すること。

※グリーフを抱える人を「ケアする」ことを目的として設定された場ではありませんので、ご理解の上ご参加ください。

 

『グリーフを抱える人の当事者研究』実施テーマ一覧

Season1(2018年 5回)

第1回「喪失後の体調変化について」

第2回「宗教とグリーフの関係について」

第3回「社会的役割とグリーフについて」

第4回「グリーフと共に生きる。

グリーフと共に生きる人と生きる。」

第5回「これまでの振り返り」

 

Season2(2020年 1回)

第1回「最近の様子」

 

Season3(2021年 5回)

第1回「写真展に『会いに行く』」2021年4月22日(木)10:00-11:30

第2回「亡くなった方との関係性の変化」2021年5月27日(木)10:00-11:30

第3回「あの人を想い出させる〇〇」2021年7月30日(金)10:00-11:30

第4回「フラッシュバックの状況報告」2021年7月30日(金)10:00-11:30

第5回「グリーフを伝えること」2021年10月1日(金)10:00-11:30

 

Season4(2023年7月~現在開催中)

第1回「研究の研究の研究」2023年7月21日(金)10:30-12:00

第2回「死を告げるということ」2023年9月20日(火)10:30-12:00

第3回「何故死を語ることはかくも難しいのか」2023年11月15日(水)10:00-11:30

予定 第4回「Allan Kellehear講演会の振り返り」2024年1月24日(水)10:00~11:30

 

【グリーフを抱える人の当事者研究についてのお問い合わせ・お申し込み】

医療法人稲生会 目黒

011-685-2799

meguro-yu@kjnet.onmicrosoft.com