前回の報告はこちら
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2025年4月25日(金) 10:30~12:00、第18回となる「みらいつくり哲学学校オンライン」を開催しました。
偶数回は、ジュディス・バトラー『ジェンダートラブル』 になります。
今回取り扱ったのは『ジェンダートラブル』の「第2章禁止、精神分析、異性愛のマトリクスの生産、第3節 フロイトおよびジェンダーのメランコリー」についてです。
今年度の課題図書は本文がそこまで長くないため、回によってはいくつかの節をまとめて扱う予定です。
ディスカッションの時間は、近親姦タブーは生物学的にダメなのではなく、文化・政治的など別の理由によってタブー視されているのではないかという話から始まりました。
その他「エディプスコンプレックスはエヴァンゲリオンに繋がる」という話や、法律や文化が何かルールを作っているというのであればそれによって何が起こったのかを考えたほうがいいかもという話になりました。
次回、第19回は(奇数回)は、5月9日(金)10:30~12:00、ちくま新書『世界哲学史』より「4巻5章」部分を扱います。
第20回(偶数回)は、5月23日(金)10:30~12:00、ジュディス・バトラー『ジェンダー・トラブル 』より「第2章 禁止、精神分析、異性愛のマトリクスの生産」の第4節を扱います。
参加希望や、この活動に興味のある方は、下記案内ページより詳細をご確認ください。
皆さまのご参加をお待ちしております。
執筆:吉成亜実(みらいつくり研究所 リサーチフェロー兼ライター)