しさくの広場2024 春 作品No.14_長野充宏 表現 虹を見たかい あの虹の向こうに 一体何があるんだろう あの虹の向こうに 違う世界があるような あの虹に手が届いたら あの虹を登ってみたい 雲から覗いた少しの太陽 光が当たっているのは 美しい虹の橋 自然が作り出す芸術 いつか仲間と協力し合って 一緒にあの虹をつかむんだ。 君がいた春 春に思う君のこと 桜の花が散るように あなたの命は途絶えた 次の春が来たら 君に逢えたらと 何度繰り返しても 叶わないまま 今は年老いた僕 そばで座る一匹の猫。 (長野充宏) しさくの広場2023夏 2023年度 作品 しさくの広場 詩作と思索