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気まぐれ通信 vol.17

皆さん充実していますか?
ゴールデンウィーク明け、休みボケしていますか?「休みボケ」は、脳が「良い変化」をしている証拠らしいです。脳内科医加藤俊徳先生の書かれた「一生頭がよくなり続けるすごい脳の使い方」から少しご紹介します。仕事に効率の良いいつもの思考回路は、確かに強化され反応も早いもの。しかし、脳全体でみると偏りがあり、そのうちアイディアも枯渇し、考え方にも偏りが出ます。何日も仕事を休むと「もう仕事になんて戻りたくない」と思ってしまいます。これは決してネガティブな感情ではなく、脳にとってはポジティブな変化なのです。脳の働き方がしっかり変わっているからこそ沸いてくる感情なのです。使いすぎた脳を休め、いつもはあまり使っていない脳を刺激すること。そうやって脳のメンテナンスを定期的に行うために、意識的に、今の状態から離脱する習慣を持つことも大人には必要です。
人の疲労のほとんどは脳が疲労する脳疲労から来ているということは以前にもお伝えしました。使いすぎた脳はこれ以上負荷がかからないように省エネモードに突入し、深く考えることをやめてしまいます。しかし脳全体が疲れ切っているわけではありません。疲れているのは長時間使い続けた脳だけ。帰宅して、いちばんのリラックスが長風呂だったり晩酌だったり、人それぞれだと思いますが、脳の休養にはそれでは不十分。日中、ほとんど使うことのなかった脳を刺激することで脳はリフレッシュするそうです。たとえば、デスクに座っていることが短い人は、テキストを広げて視覚を刺激したり、仕事中あまり会話をしないのであればオンラインの英会話レッスンを受けてみたり、音読で自分に読み聞かせをしたり、勉強した内容を先生になった気分で一人授業をしてみたり。医療や介護職、接客業など人に対する気遣いやケアを求められる人は、感情系の脳が疲弊しているので、植物のお世話や日曜大工、裁縫などで視覚を刺激したり、自然の中でのんびりお散歩したりするのがおすすめです。
✨疲労回復して豊かな人生を!!

**今日のちょこっとおすすめポイント****
**スマホで凝り固まった眼球を動かすトレーニング**
人は眼球をよく動かすことで目の前に起きていることを正確に判断します。つまり、眼球を動かすほど理解系の脳も働くということ。しかし現代生活の中で眼球を動かすことが極端に減っています。原因の多くはスマホ。仕事の合間に眼球トレーニングをして疲れた脳を休ませましょう。
☝顔は正面を向いたまま眼球だけ動かします。
① 眼球を真上に5秒キープ ②眼球を真下に5秒キープ
② 眼球を右に5秒キープ ④眼球を左に5秒キープ
3周繰り返したら目を閉じて筋肉をリラックスさせてボーっとする。