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作品No.2『赤と青』 しさくの広場2022秋

タイトル『赤と青』

しまうまをみながら

のぼってゆく

 

人と音があふれる

起伏のある赤の大地

 

しまなみをみながら

くだってゆく

 

人も音もない

波のない青の海

 

そこに住み始めた意味は

あったりなかったり

 

そこに住まう者のために

意味はつくられる

 

赤でも青でも

子どもは色々

 

外から来た者と出会い

外の世界を知る

 

いつか見つける色は

赤でも青でもないかもしれない

 

ROTH BART BARONは言う

 

赤と青の手を繋いだら

どんな色だってつくれるはずだと

 

赤と青をつなぐ人となって

どんな色をつくれるだろうか