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第50回みらいつくり映画同好会_開催報告

みらいつくり映画同好会を以下の通り開催しました。

【開催日時】
2022年6月30日(木)16:00〜17:00
【課題作品】
『トップ・ガン』
【参加人数】
7名(うちラジオ参加2名)
【報告】
この映画を告知してから、色々な人たちに話しかけられました。
「私、トム・クルーズ好きなんです」
「『トップ・ガン』いいですよね!」
「映画が好きで、同好会に参加したいんだけど、仕事の時間と重なっていて出られないんです…。」
映画同好会で告知をした後、こんなに話しかけてもらった経験は初めてでした。
第50回にして、ポピュラーな映画を課題作品にできたのかもしれません。


参加者のお名前と、つけた星を公開します!
透さん…星5
宮田さん…星5
陽子さん…星5
松井…星3.5
土畠さん…星5

ということで、今回の課題作品『トップ・ガン』の星は…
星4.7です。
高評価!!!
うーん、松井が空気を読めない感じ。
私が気になったのは、描かれる「かっこよさ」について。
1986年に公開された映画だから、2022年に観てみると古く感じるのは当たり前です。
ジーンズに白いTシャツ、サングラスをしてバイクに乗る。
80年代のかっこよさが、一周して、今になってまたかっこよく見えることを体験しました。
今でも北海道の地方の国道沿いのコンビニで、『トップ・ガン』風の格好をしている方を見かけることがあります。
この人たちは40年間トム・クルーズに憧れてこのファッションを続けてきた人なんだなぁと思いました。

短髪のマッチョな白人たち。
突出した才能をもっているが、喪失を経験する。そして立ち上がる。
ブロンドの赤い口紅をつけた男勝りな美しい女性と恋に落ちる。
まるで全てがCMのような「記号的」な表現が詰め込まれていました。
時に音楽が強引に観ている人を悲しくさせて、感動も引っ張り出します。
そんな強引さに引っ張られて私もトム・クルーズに憧れてしまいました。

参加者の中で「熱く」語っていたのは、2022年公開の最新作『トップ・ガン マーヴェリック』を劇場で見た人たちでした。
聞いてみると、1986年版で描かれた「記号的なかっこよさ」が、アップデートされているそうです。
飛行機に乗る「トップ・ガン」のメンバーには、黒人も女性も入っているそうです。
1986年版で乗り越えたように描かれた喪失は、まだ主人公とともにあるそうです。
そしてある意味で強引な画面のかっこよさ。
2022年版を見て、星を5.5!と話す人もいました。
そうなると、やはり2022年版を見てみたい。
すっかり私も『トップ・ガン』に憧れてしまっています。

【事務局】
みらいつくり研究所 松井