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【巡回写真展 みんな、とくべつなひとり】@北星女子中学高等学校  開催のご報告

10月11日(月)~15日(金)北星女子中学高等学校にて【写真展 みんな、とくべつなひとり】を開催致しました。
YouTubeライブ配信をご覧頂いた皆さま、手形や足形での参加をして頂いた皆さま、この度はご参加誠にありがとうございました。

 

今回の写真展では、会場での観覧は同校の生徒の皆さま、教員の皆さまに制限させて頂き、
外部からの観覧方法はYouTubeでのオンライン配信としました。

 

開催中に2回行った配信では、写真展を企画した高校生自らがリポーターとなり、今回の写真展への想い、
参加した理由、訪問診療を見学した感想などを話しながら、会場の様子をご案内しました。

▼YouTubeライブ配信。リハーサルでは稲生会職員も参加し、より良い内容を視聴者へお届けするために意見を交流しました。

 

会場入り口には、当法人の利用者さん・ご家族の皆さんにご協力頂いた、手形・足形の作品が展示されました。
写真展メンバーの手形も一緒にひとつの作品になり、入り口を色鮮やかに彩りました。

▼たくさんの皆さんにご協力頂き完成!

 

また、「医療的ケア児のお母さんにインタビューしてみた!」と題したインタビュー動画のコーナーも人気でした。
動画は前編・中編・後編で3本ありましたが、すべての動画を見ていく方が多かったのが印象的です。

※こちらの動画は会場での閲覧のみとさせて頂きました。


▼「胃瘻でご飯を食べるお子さんに好き嫌いはあるの?」「バリアフリーではないと感じる場所は?」など、
写真展メンバーが考えた様々な質問が並びました。

この展示は、巡回写真展として企画・開催致しました。

地下歩行空間での展示から約半年が経ち、こうしてまた写真幕を見て頂けたこと、
そして今回は高校生と一緒に企画から考えることができたことを、とても嬉しく思います。

 

彼女たちも、私たちも、「みんな、とくべつなひとり」。

 

もちろん、医療的ケアを必要とする子どもたちのことを知ってほしいという想いは変わりませんが、
同時にみんなそれぞれが大切な存在だということ、決して誰かのためだけの写真展ではなく、自分たちも共に生きる社会に向けての活動なんだ、ということを続けて伝えていきたいと感じています。

企画から開催までをまとめたダイジェスト動画もぜひご覧ください。

 

今後も巡回写真展は続きます!
次はどこで皆さんの笑顔が見られるでしょうか。ぜひお楽しみに。