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第24回みらいつくり読書会_開催報告

古典を読む。
世界を旅する。
みらいをつくる。

動画記録をご覧になりたい方は、下記事務局までご連絡ください。
みらいつくり読書会事務局:みらいつくり研究所 松井
Eメール:matsui-ka@kjnet.onmicrosoft.com

私たち、みらいつくり大学では、活動当日に集うことのみを「ともにある」こととはとらえていません。いつもご案内している「ラジオ参加」はもちろん、動画記録を後から観て追体験するようにして学ぶ「オンデマンド参加」もおすすめしています。

2020年度に行った全23回の動画記録について、2021年4月中旬ごろには、みらいつくり研究所の会員ページ内で公開を予定しています。ぜひ会員登録をして「学びの共同体」に加わっていただき、学びをともにしましょう。(会員登録は無料です!)

【開催日時】
2021年4月12日(月)16:00〜17:00
【課題図書】
チヌア・アチェべ『崩れゆく絆』
【参加人数】
9人(うちラジオ参加3名)
【板書記録】

出版は1958年、物語の舞台はアフリカ大陸なのに、話題は「森喜朗」『北の国から』にまで及びました。

私たちは、コンラッド『闇の奥』によってイギリス文学から脱出し、アフリカ文学へと旅を進めました。
チュツオーラ『やし酒飲み』を読んだ際には、私の「読書観」を横殴りにされたような衝撃がありました。
コンラッド『闇の奧』、チュツオーラ『やし酒飲み』、両作品を批判したアチェべ。
『崩れゆく絆』を書いたアチェべは「アフリカ文学の父」と呼ばれています。
これらは併せて読むべき三作なのかもしれません。

まだまだ奥が深いアフリカ文学の「沼」。深入りにはご注意です。
次は「ラテンアメリカ文学」へ!
次回の課題作品はフアン・ルルフォ『ペドロ・パラモ』。
第25回みらいつくり読書会は4月26日(月)16:00〜17:00です。
みなさまの「参加」をお待ちしています!