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「ぼくのおとうとは機械の鼻」きょうだいによる朗読

 

2018年11月、私たち医療法人稲生会は創立5周年を迎えました。
11月3日に行われたその祝賀パーティにて、絵本と同じように
医療的ケア児をきょうだいに持つ「実際のお兄ちゃん、お姉ちゃん」にこの絵本の朗読をしてもらいました。

 

患者さんのご家族に「パーティに来るきょうだい達に、実際に絵本を読んでもらったら?」
というアイディアをもとに始まったこの企画、
年長さんから中学生までの4人のお兄ちゃん、お姉ちゃんが朗読に参加してくれました。
この中には亡くなられた患者さんのきょうだいもいます。

 

パーティ当日は、みんな緊張しながらもがんばって、心を込めて読んでくれました。
そのたくましい姿に会場内も息を飲み、温かいまなざしで、
また、涙を目に浮かべて見ておられる方もいらっしゃいました。

 

当日までの間、お父さんやお母さんとなんどもなんども読む練習をして
本当にがんばってくれました。
妹のためにがんばる!と張り切ったり、
直前に怪我をしたにもかかわらず松葉杖で参加してくれたり、
終わった後に、やりきった笑顔を見せてくれたり、
この朗読を通して、準備期間からずっと、
私たちにたくさんの勇気を与えてくれました。

きょうだいも、みんな主役で“みんなとくべつなひとり”です。

 

ぜひ、5周年記念パーティの「きょうだいによる絵本朗読」の映像をご覧ください!

 

 

 

この動画は、2018年12月10日から2019年1月23日まで取り組んだファンドレイジングの際に制作したものです。

ファンドレイジングについて詳しくはこちらから⇒https://readyfor.jp/projects/mylittlebrother