10月1日,はからずも下半期の始まりと同時に,「手稲まちごと巻き寿司文庫」を開店しました.
9月29日に開催した「手稲まちごと巻き寿司の会」で提案し,(思いのほか好意的な反応をいただき,)
段ボールで看板を作って開店しました.
松井は一体何をしているのか,
稲生会の職員にも伝えてないままに開店したこの取組ですが,
さっそくお客さんが来てくれました.
寄付者第1号は,稲生会職員の坂野さん.
稲生会内で実施している「シロアムの友の会応援DAY」
(正式な名前は別にあったはず…すいません)
で実施している,バザーに古本を出しましたが,
説明が足りなかったのか売れ残っておりました.
とても魅力的な本だったので,この企画を伝えたところ,
ぜひ使ってください,と応援していただきました.
お客さんの第1号は,地域に住む幼稚園生とそのお母さん.
幼稚園生であることは,黄色い幼稚園帽子をかぶっていたのでわかりました.
巻き寿司の会にも参加してくださっていたそのお二人が,お店に近寄ってきてくれました.
「シンカリオンの本はありますか?」
お母さんがその子どもに代わって尋ねてくれました.
その子どもは少し遠くでじっと私の方を見つめています.
「シンカリオンの本はないんだよね…」
私が少し距離のある子どもに向かって声をかけると,
子どもはすぐに後ろを振り向いて,
足で地面を何度も踏みつけていました.
おそらく怒りを表していたのでしょう.
どなたかもう手放したいシンカリオンの本があったらお知らせください.
開店初日からドラマが生まれそうな予感しかありません.
ゆる〜く続けてみたいと思います.
2025.10.2
みらいつくり研究所
手稲まちごと巻き寿司文庫 店主 まついかい